朝日日本歴史人物事典 「山勢検校」の解説
山勢検校
生年:寛政3(1791)
江戸中・後期の山田流箏曲家。名は松風一。最初は越後(新潟県)で修業したが,21歳で江戸に出て山田検校に入門,箏曲を学んだ。山勢の名はその後代々受け継がれ,山登,山木と共に山田検校直門三家のひとつとなる。「常磐の栄」「月の鏡」を作曲したとされる。平曲家としても活躍。
(千葉優子)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
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