デジタル大辞泉
「届く」の意味・読み・例文・類語
とど・く【届く】
[動カ五(四)]
1 ある所にまで至りつく。達する。及ぶ。「四十に手が―・く」「遠くまで―・く声」
2 送った品物や郵便物が相手の所に着く。「母から便りが―・く」「贈り物が―・く」
3 注意などが十分に行きわたる。行き届く。「親の目が―・く」「細かいところまで神経が―・く」
4 願い事がかなう。気持ちが通じる。「祈りが―・く」「誠意が―・く」
[動カ下二]「とどける」の文語形。
[類語]着く・至る・立ち至る・辿り着く
とず・く〔とづく〕【▽届く】
[動カ四]「とどく」に同じ。
「海は艫櫂の―・かん程せめゆくべし」〈平家・一一〉
[動カ下二]「とどける」に同じ。
「形見を―・くる音づれは」〈謡・柏崎〉
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