小錦八十吉(読み)コニシキヤソキチ

デジタル大辞泉 「小錦八十吉」の意味・読み・例文・類語

こにしき‐やそきち【小錦八十吉】

[1866~1914]力士。第17代横綱上総かずさの人。本名、岩井八十吉。明治中期に活躍。引退後、年寄二十山はたちやま。→第16代横綱西ノ海 →第18代横綱大砲おおづつ

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百科事典マイペディア 「小錦八十吉」の意味・わかりやすい解説

小錦八十吉【こにしきやそきち】

力士。米国ハワイ州オアフ島生れ。本名サレバ・ファウリ・アティサノエ(後に日本に帰化して塩田八十吉)。高校時代は,アメリカン・フットボールウェイトリフティングで活躍する。弁護士を志していたが,スカウトされて高砂部屋に入門。初土俵は1982年7月。1984年7月,20歳で入幕巨体を生かした突き押し相撲により,1987年5月場所後に外国人としては初の大関昇進。1997年九州場所を最後に引退し,年寄〈佐ノ山〉を襲名。1998年日本相撲協会を退職し,以後KONISHIKIとしてタレント活動などを行う。優勝3回,三賞10回。270kgを超える体重は相撲史上最重量。

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