小石川橋戸町(読み)こいしかわはしとちよう

日本歴史地名大系 「小石川橋戸町」の解説

小石川橋戸町
こいしかわはしとちよう

[現在地名]文京区小石川四丁目・白山はくさん三丁目

常陸府中藩松平氏上屋敷の東側の通り(吹上坂の通り)に沿って発達した町屋で、町場はこの通りに交差して南西流する小石川大下水(当地での幅八尺)を隔てて南北に分れる。かつては小石川村伝通でんづう院領のうちで、寛文三年(一六六三)に百姓町屋を許され、延享二年(一七四五)町並地になった。町名は町内中ほどに古くから橋があったことによるという。北方の町屋は南北約五〇間、東西は南の方で三〇間、北の方で一〇間余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android