デジタル大辞泉
「小目」の意味・読み・例文・類語
こ‐め【小目】
1 目の小さいもの。
「白縄に小鮎引かれて下る瀬にもち設けたる―の敷網」〈山家集・下〉
2 苦しい目。つらい思い。
「明け暮れ―を見せ給ひつることはいかに」〈保元・中〉
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こ‐め【小目】
〘名〙
① 小さい目。網などの目のこまかいこと。
※山家集(12C後)下「しらなはに小鮎引かれて下る瀬にもち設けたるこめの敷網」
※歌舞伎・四天王産湯玉川(1818)四立「碁盤のこめもあげはまの、のびた
色目をおさへてはねて」
ちいさ‐め ちひさ‥【小目】
〘形動〙 (「め」は
接尾語) 嵩
(かさ)、形、音などが
基準よりも小さいほうであるさま。
こ‐もく【小目】
〘名〙 囲碁で各隅
(すみ)の
三線と四線の交点。普通、隅に先着する場合および
カカリやシマリの
段階で打たれる。実質的な着点。こめ。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報