小熊野村(読み)こぐまのむら

日本歴史地名大系 「小熊野村」の解説

小熊野村
こぐまのむら

[現在地名]小倉北区熊谷くまがい一―五丁目・高尾たかお二丁目・泉台いずみだい一―四丁目・山田町やまだまち八幡東やはたひがし槻田つきだ一―二丁目・松尾町まつおまち山路松尾町さんじまつおまち山路さんじ一―二丁目・大平町おおひらまち・小熊野

篠崎しのざき村の西にあり、東はむらさき川支流の小熊野川に沿い、西は板櫃いたびつ川支流の槻田川まで広がる。一谷に一村をなし、東西に一里余の村域。地名はもと木隈野であったという(企救郡誌)。元和八年人畜改帳に御蔵納分として小熊野・いま村とみえ、高二二六石余で、家数一六、人数四四(うち百姓三・名子一・坊主一)、牛五・馬一。また給人分として小熊野村とみえ、高二四一石余で、家数一七、人数三四(うち百姓三・人留一・名子二)、牛六・馬三。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android