小佐渡県立自然公園(読み)こさどけんりつしぜんこうえん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「小佐渡県立自然公園」の意味・わかりやすい解説

小佐渡県立自然公園
こさどけんりつしぜんこうえん

新潟県西部,佐渡島南東部,小佐渡丘陵全体を占める自然公園佐渡弥彦米山国定公園に含まれる佐渡市小木地区の一部(半島部)を除く。面積 337.55km2。1959年指定。両津地区住吉海岸から段丘地形で知られた姫崎灯台を経て多田赤泊,大泊など本土に面して前浜海岸と呼ばれる断層海岸島嶼の連続する景勝地。平野部の順徳天皇をまつる真野宮,佐渡一宮の度津神社(わたつじんじゃ),能楽の大成者観世元清(→世阿弥)や日蓮上人にまつわる遺跡などが中心。ツバキ,クス,ビワなども生育し,各種の竹林がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android