宮市銀行(読み)みやいちぎんこう

防府市歴史用語集 「宮市銀行」の解説

宮市銀行

 防府天満宮[ほうふてんまんぐう]の宮前町[みやまえまち]である宮市町交通・商品流通の拠点として、商業先端地として栄えたところです。宮市銀行は1896年(明治29年)、当地の大地主・富豪有力者によって、その金融機関として開業しました。初代頭取[とうどり]には本陣[ほんじん]兄部[こうべ]家の当主、兄部敏輔[こうべ  ]が就任しました。 県内の中堅銀行として基盤を持つようになりましたが、政府銀行合同奨励により、1923年(大正12年)に華浦銀行[かほぎんこう]と合併し、創業27年の幕を閉じました

出典 ほうふWeb歴史館防府市歴史用語集について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android