宮垣(読み)みやがい

日本歴史地名大系 「宮垣」の解説

宮垣
みやがい

[現在地名]夜久野町字直見 宮垣

近世の直見のうみ村に含まれる集落。直見川の上流右岸に位置する。

当地天満神社は直見天神とよばれ、直見村の氏神であった(丹波志)。天徳三年(九五九)野見宿禰の後裔直見県主の霊夢によって、唐の裴作の梅の木で製作した菅公像、錫杖を賜い、尾崎おざき一宇を建立して尾崎天神としたのが初めと伝える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

普及版 字通 「宮垣」の読み・字形・画数・意味

【宮垣】きゆうえん(ゑん)

宮殿の垣。〔史記、武帝紀〕堂の圖中一殿り。四面壁無く、を以て蓋(おほ)ふ。水をじ、宮垣を圜(めぐ)らし、複を爲す。上に樓り。西南より入る。命(なづ)けて昆侖(こんろん)と曰ふ。

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