宣教 せんきょう
?-? 奈良時代の僧。
東大寺の師僧。玄昉(げんぼう),行基(ぎょうき)とならび,法相(ほっそう)宗の義淵(ぎいん)七高足のひとり。天平(てんぴょう)15年(743)から天平勝宝5年(753)にかけて,正倉院文書としてのこる経疏(きょうしょ)目録などにその名をとどめている。
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せん‐きょう ‥ケウ【宣教】
〘名〙 教えを伝え広めること。特に、キリスト教で、神から委託されるところの宣言を、すべての人に、権威をもって、述べ伝えること。
布教。
※西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉二「千八百二年アレキサンドル帝の世に詔を下だして国内宣教の法を設け」 〔柳宗元‐塗山銘〕
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デジタル大辞泉
「宣教」の意味・読み・例文・類語
せん‐きょう〔‐ケウ〕【宣教】
[名](スル)宗教上の教えを広めること。特に、キリスト教の伝道にいう。「全国を宣教して歩く」
[類語]伝道・布教
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普及版 字通
「宣教」の読み・字形・画数・意味
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世界大百科事典内の宣教の言及
【伝道】より
…仏教でもこの語を用いることがあるが,主としてキリスト教会,とくにプロテスタント教会の用語である。カトリック教会では布教あるいは宣教と呼ぶことが多い。キリスト教会では伝道を広狭両義で理解する。…
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