精選版 日本国語大辞典 「法相」の意味・読み・例文・類語
ほっ‐そう ‥サウ【法相】
〘名〙 仏語。
※勝鬘経義疏(611)歎仏真実功徳章「一障令レ不レ見二法相一」
② 具体的に示された教え。
③ 「ほっそうしゅう(法相宗)」の略。
※類聚国史‐一七九・諸宗・延暦一七年(798)九月壬戌「詔曰、法相之義、立レ有而破レ空」
ほう‐そう ホフサウ【法相】
〘名〙
① =ほっそう(法相)①
※妙一本仮名書き法華経(鎌倉中)五「つねにねかひて、かくのことく法相(ホウサウ)を観す」
② =ほっそう(法相)③
※打聞集(1134頃)玄奘三蔵心経事「さて多の法門とも唐に以渡て其よりほうさうの大そうの法門于今絶す」
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