宗旨違(読み)しゅうしちがい

精選版 日本国語大辞典 「宗旨違」の意味・読み・例文・類語

しゅうし‐ちがい ‥ちがひ【宗旨違】

〘名〙
① 信仰する宗門が互いにちがうこと。
俳諧・続五色墨(1751)「熊野路を京に和らぐぬり枕〈斑象〉 宗旨違ひも脱ば中よし〈蓼太〉」
主義主張または職業趣味嗜好などが互いにちがうこと。また、従来傾向方針好みなどとちがっていること。
読本南総里見八犬伝(1814‐42)三「下戸の恨みを冷笑ふ、宗旨違(シウシチガヒ)の上戸客」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android