恨み(読み)ウラミ

デジタル大辞泉 「恨み」の意味・読み・例文・類語

うらみ【恨み/怨み/憾み】

他からの仕打ちを不満に思って憤り憎む気持ち。怨恨えんこん。「あいつには―がある」「―を晴らす」
(憾み)他と比べて不満に思われる点。もの足りなく感じること。「技巧に走りすぎた―がある」
残念に思う気持ち。心残り。未練。「―の雨」「あの結果を―に思う」
悲しみ。嘆き。
「行く者の悲しみ、残る者の―」〈奥の細道
[類語](1怨恨えんこん怨嗟えんさ意趣私怨しえん遺恨いこん怨念おんねん宿意宿怨しゅくえん宿恨積怨せきえん旧怨きゅうえんあだ憎しみ復讐心ふくしゅうしん逆恨み恨めしい恨みつらみ片恨み恨みがましい

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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