宋 教仁(読み)そうきょうじん(英語表記)Sòng Jiāo-rén

旺文社世界史事典 三訂版 「宋 教仁」の解説

宋 教仁
そうきょうじん
Sòng Jiāo-rén

1882〜1913
清末期〜中華民国初期の政治家
湖南省の生まれ。1903年黄興 (こうこう) らと華興会をつくり,翌年挙兵をはかって失敗し,日本に亡命。1905年中国同盟会の結成に加わり,機関誌民報」の編集従事。辛亥革命後,12年南京臨時政府の法制院総裁となった。同年袁世凱 (えんせいがい) の借款政策に反対して農林部長を辞め,8月革命派を結集して国民党をつくったが,翌年3月上海駅で暗殺された。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

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