安全文化(読み)アンゼンブンカ

デジタル大辞泉 「安全文化」の意味・読み・例文・類語

あんぜん‐ぶんか〔‐ブンクワ〕【安全文化】

安全を最優先するという価値観行動様式組織の構成員が共有している状態。また、それを実現する組織のあり方をいう。セーフティーカルチャー
[補説]1986年のチョルノービリ原発事故契機国際原子力機関IAEA)が提唱し、広く知られるようになった概念。組織全体や社会に深刻な影響を与えるような事故未然に防ぐために共有すべき認識として、原子力以外の分野でも用いられる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android