好客(読み)こうきゃく

精選版 日本国語大辞典 「好客」の意味・読み・例文・類語

こう‐きゃく カウ‥【好客】

最暗黒之東京(1893)〈松原岩五郎二八往来の雑踏元より好客(コウキャク)を獲(うる)事能はず」

こう‐かく カウ‥【好客】

〘名〙 風流の人。文雅人士好士。こうきゃく。
明衡往来(11C中か)上本「抑花時不家者好客常事也」 〔王維‐登裴迪秀才小台作詩〕

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普及版 字通 「好客」の読み・字形・画数・意味

【好客】こう(かう)かく・こう(かう)きやく

好ましい客。元・虞集〔呂教授の臨川に還るを送る〕詩 金、臺を作りて好客を留む 好客留まらずして、秋白し

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