女那川瓦製造所跡(読み)めながわれんがせいぞうしよあと

日本歴史地名大系 「女那川瓦製造所跡」の解説

女那川瓦製造所跡
めながわれんがせいぞうしよあと

[現在地名]亀田郡恵山町字女那川など

安政三年(一八五六)箱館奉行が設けた煉瓦製造所跡。道の史跡に指定されている。溶鉱炉建設に使う耐火煉瓦の製造を目的とし、煉瓦焼窯四基が築かれた。焼窯は尻岸内しりきしない川河口から約一・五キロ上流の右岸段丘上に設置され、材料の粘土は一五、六町余り山の手のヒヤミツ川から採取され運ばれた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android