奥牟田村(読み)おくむたむら

日本歴史地名大系 「奥牟田村」の解説

奥牟田村
おくむたむら

[現在地名]大木町奥牟田

花宗はなむね川下流左岸の平野にある。西は筏溝いかだみぞ村・荒牟田あらむた村、東は下妻しもつま中牟田なかむた(現筑後市)、南は大藪おおやぶ村。文禄四年(一五九五)の知行方目録に「おくむた」とみえ、高六二八石余。本高は八九四石余(元禄国絵図)。「在方諸覚書」によると古高一千四三〇石・役高九六八石。享和二年(一八〇二)の春免高帳では高九六八石。文化四年(一八〇七)の畝付帳では本田四九町五反余・開田一町七反余・畑一町四反余・居屋敷七反余。旧高旧領取調帳の高一千五九八石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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