天地の歌(読み)あめつちのうた

精選版 日本国語大辞典 「天地の歌」の意味・読み・例文・類語

あめつち【天地】 の 歌(うた)

天地の詞の一字ずつを、第一字にまたは第一字と最後の字とに用いて作った和歌
順集(983頃)「あめつちの歌四十八首、もと藤原有忠あざな藤あむよめる返しなり。もとのうたはかみのかぎりにそのもじをすゑたり。これはしもにもすゑ、時をもわかちてよめる也。春。あらさじとうち返すらし小山田苗代水にぬれて作るあ」

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