精選版 日本国語大辞典 「大麓」の意味・読み・例文・類語
たい‐ろく【大麓】
〘名〙
① (「だいろく」とも) 大きな山麓。山すその大きな林。
※本朝文粋(1060頃)三・立神詞〈三善清行〉「大麓凝レ規。望祀之礼行矣」 〔書経‐舜典〕
② (①の書経例が、舜が山川の事を治めて治績をあげたことを示し、それによって堯が天下の政を舜にゆだねたとされるところから) 天下の政を執ること。大いに天下を治めること。また、天下の政。〔後漢書‐后紀上・鄧皇后〕
③ (②から) 摂政(せっしょう)の唐名。
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