大葦切(読み)オオヨシキリ

デジタル大辞泉 「大葦切」の意味・読み・例文・類語

おお‐よしきり〔おほ‐〕【大×葦切】

スズメ目ヨシキリ科ヨシキリ属の鳥。全長19センチくらいで、全体淡褐色。淡い眉斑びはんがある。日本へは夏鳥として渡来し、葦原などで繁殖。鳴き声から、行々子ぎょうぎょうしともよばれる。 夏》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「大葦切」の意味・読み・例文・類語

おお‐よしきり おほ‥【大葦切】

〘名〙 ウグイス科小鳥。全長約一九センチメートル。ウグイスよりやや大きく、くちばしも長い。雌雄同色で、背面は淡褐色、下面は黄白色。河川湖沼など水辺アシ(ヨシ)の原にすみ、アシの茎を支えにして草で倒円錐形の巣をつくる。ギョッ、ギョッ、ギョギョシ、ギョギョシとやかましく鳴く。主に昆虫を捕食する。ユーラシア大陸の中南部からエジプトなどに広く分布し、冬は南に渡って越冬する。日本には夏鳥として各地に渡来し繁殖する。行行子(ぎょうぎょうし)。よしわらすずめ。よしすずめ。あしすずめ。〔生物学語彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「大葦切」の解説

大葦切 (オオヨシキリ)

学名Acrocephalus arundinaceus
動物。ヒタキ科の渡り鳥

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android