大和屋新田(読み)やまとやしんでん

日本歴史地名大系 「大和屋新田」の解説

大和屋新田
やまとやしんでん

[現在地名]吉見町江和井えわい

高尾たかお新田の南に位置し、南は江川えがわ新田。いわゆる六ヵ新田の一で、大和屋助左衛門という町人による開墾という(風土記稿)元禄郷帳に新田名がみえ、高一三二石余。江戸時代を通じて幕府領であったと思われる(国立史料館本元禄郷帳など)。「風土記稿」によると家数二四、村内はみな畑地で、鎮守は太神宮。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android