夏沢峠(読み)なつざわとうげ

日本歴史地名大系 「夏沢峠」の解説

夏沢峠
なつざわとうげ

八ヶ岳根石ねいし岳と硫黄いおう岳との鞍部にあり、佐久諏訪を結ぶ八ヶ岳の五つの峠路の一つ。標高二三九二メートル。江戸時代諏訪へ越す物資輸送路として重要であった。峠は夏沢なつざわ峰ともよばれたが、諏訪側に夏沢温泉、佐久側に本沢ほんざわ温泉がある。大岳おおだけ温泉ともいわれる峠直下の本沢の硫黄泉は、寛政一二年(一八〇〇)の文書「乍恐以書付奉願上候」(浅沼信英氏蔵)によると高野町たかのまち(現佐久町)の者が、中之条なかのじよう代官所に対して、八ヶ岳山麓の硫黄採掘と温泉経営願を出しており、

<資料は省略されています>

とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

事典・日本の観光資源 「夏沢峠」の解説

夏沢峠

(長野県茅野市・南佐久郡南牧村)
日本三大峠指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報