変種・異種(読み)かわりだね

精選版 日本国語大辞典 「変種・異種」の意味・読み・例文・類語

かわり‐だね かはり‥【変種・異種】

〘名〙
① 普通のものとは違った種類。へんしゅ。
田舎教師(1909)〈田山花袋五六朝顔もかはり種なく」
② 変わり者。特に、学歴経歴家庭環境などから当然予想される道を進まない者をいう。
大阪の宿(1925‐26)〈水上滝太郎〉五「その癖頭脳が明敏で、三田のやうな異種(カハリダネ)を取扱ふこつも心得」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android