塚脇古墳群(読み)つかわきこふんぐん

日本歴史地名大系 「塚脇古墳群」の解説

塚脇古墳群
つかわきこふんぐん

[現在地名]高槻市塚脇一丁目・松が丘一―二丁目・黄金の里一丁目など

帯仕おびし(一九二・三メートル)の南斜面に分布する古墳時代後期の群集墳で、現在までに二二基を数え、一部が残存する。規模一〇メートル前後から二十数メートルの円墳と方墳とからなるが、いずれも横穴式石室を内部主体とし、家形石棺を有するものもある。昭和三八年(一九六三)以来数回の発掘調査が行われた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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