普及版 字通 「塑(漢字)」の読み・字形・画数・意味
塑
常用漢字 13画
(旧字)
13画
(異体字)
13画
[字訓] でく
[字形] 形声
声符は(朔)(さく)。またに作り、素(そ)声。木骨に土を塗り固め、着色して塑像とする。いわゆる泥塑人。焼成を加えていないので、また素に従う。仏教・道教の盛行によって尊像の需要がふえ、塑像が行われた。古くは土偶。殷の帝乙(ていいつ)が、土偶を以て神像を作り、これを辱めたという話がある。
[訓義]
1. でく、神像、土をこねて作る、泥塑。
2. 字はまたに作る。
[古辞書の訓]
〔立〕 エハル
[熟語]
塑工▶・塑人▶・塑像▶・塑土▶・塑仏▶
[下接語]
絵塑・小塑・彫塑・泥塑・復塑
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報