堀口九万一(読み)ほりぐち くまいち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「堀口九万一」の解説

堀口九万一 ほりぐち-くまいち

1865-1945 明治-大正時代の外交官
元治(げんじ)2年1月28日生まれ。堀口大学の父。朝鮮に在勤中,明治28年(1895)の閔妃(ミンビ)暗殺事件に連座して帰国を命じられる。のちブラジル公使,ユーゴスラビア兼ルーマニア公使などをつとめた。文人として知られ,「游心録」などの随筆集をあらわした。昭和20年10月31日死去。81歳。越後(えちご)(新潟県)出身。帝国大学卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android