垂水克己(読み)たるみ かつみ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「垂水克己」の解説

垂水克己 たるみ-かつみ

1893-1972 昭和時代裁判官
明治26年11月15日生まれ。仙台,大阪,東京の各高裁長官をつとめ,昭和30年最高裁判事となる。八海事件では,第1次上告審死刑をふくむ5人の有罪判決を破棄して広島高裁にさしもどし,のちの被告全員無罪判決のきっかけをつくった。昭和47年7月7日死去。78歳。大阪出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android