坐込(読み)すわりこみ

精選版 日本国語大辞典 「坐込」の意味・読み・例文・類語

すわり‐こみ【坐込】

〘名〙 その場にすわりこんで、動かないこと。特に、争議の一戦術として、抗議のため、また、目的を達するために特定の効果的な場所にすわりこむこと。シットイン。
※武州このごろ記(1935)〈北条清一〉川口労働運動「六年は増啓争議団員の元旦店頭坐り込み戦術に明けた」

すわり‐こ・む【坐込】

〘自マ五(四)〙 中にはいりこんで、すわる。はいりこんで腰をすえる。また、ある場所にすわって、動かなくなる。じっくりと腰をすえる。
※滑稽本・七偏人(1857‐63)五「源兵衛が居(スワ)りこんだる鼻の先へ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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