デジタル大辞泉
「地潜」の意味・読み・例文・類語
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じ‐むぐり ヂ‥【地潜】
〘名〙 ナミヘビ科の無毒のヘビ。体長七〇~九五センチメートル。背面は灰赤褐色の地にV字形の小黒斑が散在し、腹面は赤褐色で四角形の黒紋が並ぶ。
高山には背面が赤褐色で、体鱗に
龍骨を欠く別種アカジムグリがいる。よく
土中にもぐり、ネズミ、
ヒミズモグラなどを捕食。日本特産種で各地に
分布。じもぐり。つちむぐり。《季・夏》
じ‐もぐり ヂ‥【地潜】
※矢島柳堂(1925‐26)〈
志賀直哉〉
百舌「女の小指程の太さで
銀色をした小さな蛇が巻きついてゐた。〈略〉『これは地もぐりといふ蛇だ』」
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