土肥謙蔵(読み)どひ けんぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「土肥謙蔵」の解説

土肥謙蔵 どひ-けんぞう

1827-1900 幕末-明治時代の武士,官僚
文政10年生まれ。因幡(いなば)鳥取藩士。同藩の儒者土肥氏の養子。藩内勤王派に属して尊攘(そんじょう)運動にくわわるが,禁門の変以後藩論が佐幕になり,謹慎。維新後は山梨県令,元老院議官などをつとめる。のち「鳥取藩史」の編修にあたる。明治33年3月20日死去。74歳。本姓田村。名は実匡。号は石斎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android