国道三三六号(読み)こくどうさんびやくさんじゆうろくごう

日本歴史地名大系 「国道三三六号」の解説

国道三三六号
こくどうさんびやくさんじゆうろくごう

日高支庁浦河うらかわ町と釧路支庁釧路市を結ぶ一般国道。十勝支庁浦幌うらほろ町以東は国道三八号と重複。実延長一五〇・四キロ。起点浦河町から襟裳えりも岬西側の海岸に沿って南東に進み、様似さまに町を経てえりも町字歌別うたべつから北東方に折れて内陸部に入る。同町上歌別かみうたべつから追分おいわけ(標高一六二メートル)を越えて同町庶野しよやで襟裳岬東側の海岸に出て、再び海岸線を十勝支庁広尾ひろお町に北上する。その後やや内陸に入り、豊似とよに川を渡った辺りで国道二三六号に合流、すぐに分岐して大樹たいき町・虫類ちゆうるい村・豊頃とよころ町と進み、十勝川を越えて浦幌町に入り、同町吉野よしので国道三八号に合流する。ここからはしだいに海岸に向かい、JR根室本線に沿って音別おんべつ町・白糠しらぬか町から釧路市に至る。昭和五〇年(一九七五)に一般道道浦幌―大樹線、町道旅来たびこらい(現豊頃町)長節ちようぶし(現同上)線、主要道道美成びせ(現大樹町)―豊似停車場(現広尾町)線の三路線をつないで国道に昇格させ、三三六号となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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