デジタル大辞泉
「大樹」の意味・読み・例文・類語
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たい‐じゅ【大樹】
〘名〙
① 大きな木。大木。大きくてしっかりしたもののたとえにもいう。
※
今昔(1120頃か)一「或は戟を取り釼を持ち、頭に大樹を戴けり」
※
職原鈔(1340)下「
大将 唐名羽林大将軍、常云
二幕府
一、又
幕下、又云
二大樹
一、又
柳営」
※近世紀聞(1875‐81)〈条野有人〉初「大樹(ダイジュ)家慶公には」
※
浮世草子・元祿大平記(1702)七「その外の
衆中は、
諸国の大樹
(ジュ)より再三まねくといへども世にほまれをとる心なければ、人にしらるる名もあらはれず」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
大樹[町] (たいき)
北海道南東部,十勝支庁広尾郡の町。人口5977(2010)。十勝平野の南端にあり,西は日高山脈に属する山地である。歴舟(れきふね)川が南東方向へ流れて太平洋に注ぎ,中流部の主集落に国道236号線が通じる。第2次大戦前は馬産地であったが,戦後は酪農に転じ,乳業工場も立地する。海霧の影響で水田は発達せず,防霧林を設けてジャガイモ,豆類などの畑作を営む。沿岸部では定置網によるサケ漁も行われるが,漁家数は少ない。太平洋岸のホロヤカントウ沼には原生花園がみられる。
執筆者:奥平 忠志
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「大樹」の読み・字形・画数・意味
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