回者(読み)まわしもの

精選版 日本国語大辞典 「回者」の意味・読み・例文・類語

まわし‐もの まはし‥【回者】

〘名〙 敵の中にひそかに紛れこんで、その内情をさぐる者。間者間諜。忍びの者。
浄瑠璃・百合若大臣野守鏡(1711頃)四「敵のまはしものならば、一刻に責め殺せ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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