間者（読み）かんじゃ

精選版 日本国語大辞典

かん‐じゃ【間者】

〘名〙 敵方の様子を探る者。間諜(かんちょう)。まわしもの。しのびのもの。スパイ。

※鹿島治乱記（1526）「鹿島宮中并在々所々間者を入窺_レ障」

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

かん‐じゃ【間者】

敵方のようすをひそかに探る者。間諜かんちょう。スパイ。「他領に間者を放つ」
[類語]忍者・探偵・密偵・スパイ・間諜・隠密・回し者・探る・忍び・忍術・忍法・忍びの者・くノ一・素っ破・乱波らっぱ・犬

出典　小学館

普及版 字通

【間者】かんじや

この頃。

字通「間」の項目を見る。

出典　平凡社「普及版 字通」

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

間者
かんじゃ

「隠密」のページをご覧ください。

出典　ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

世界大百科事典（旧版）内の間者の言及

【隠密】より

…主家などの密旨をおびて探索に従事する者をいう。忍者，間者。はやくも南北朝時代に姿をあらわすが，その活躍の盛んになるのは戦国時代からである。…

※「間者」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典｜株式会社平凡社「世界大百科事典（旧版）」