営業費(読み)エイギョウヒ

デジタル大辞泉 「営業費」の意味・読み・例文・類語

えいぎょう‐ひ〔エイゲフ‐〕【営業費】

企業販売および一般管理業務に関して発生したすべての費用販売費および一般管理費をいう。

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精選版 日本国語大辞典 「営業費」の意味・読み・例文・類語

えいぎょう‐ひ エイゲフ‥【営業費】

〘名〙 企業が、営利目的とした事業を継続して行なうために必要な費用。販売費、一般管理費がそれに当たる。
※生命保険論(1889)〈藤沢利喜太郎〉生命保険会社営業費「掛金収入と営業費との正当なる割合は」

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流通用語辞典 「営業費」の解説

営業費

営業収益である売上高に対応させられる費用のことであり、損益計算書での一般管理費及び販売費をさす見解が最も多い。一般管理費、販売活動費、販売管理費、広告宣伝費、販売促進費、営業事務費、荷造包装費、倉庫・荷役費、運送配達費などがある。損益計算書では、売上高から売上原価と一般管理費および販売費を控除したものを営業利益と呼ぶ。

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世界大百科事典(旧版)内の営業費の言及

【営業利益】より

…企業が本来の目的とする活動から生ずる営業収益とそのために要した営業費用(営業費(販売費+一般管理費)+売上原価)の差額をいう。差額がマイナスの場合は営業損失operating lossという。…

※「営業費」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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