喜谷市郎右衛門(読み)きたに いちろうえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「喜谷市郎右衛門」の解説

喜谷市郎右衛門 きたに-いちろうえもん

1847-1907 明治時代実業家
弘化(こうか)4年生まれ。婦人薬の老舗(しにせ)実母散本舗(じつぼさんほんぽ)の9代店主。東京の中橋(なかばし)で家業を盛んにし,売薬商組合初代頭取となる。東京馬車鉄道,富士製紙の設立参与,帝国ホテル,東京建物,第三銀行の重役もつとめた。明治40年5月5日死去。61歳。江戸出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android