善竜寺(読み)ぜんりゆうじ

日本歴史地名大系 「善竜寺」の解説

善竜寺
ぜんりゆうじ

[現在地名]会津若松市門田町黒岩

小田おだ山の西麓にあり、詳雲山と号し、曹洞宗。本尊釈迦如来。天正一八年(一五九〇)保科正則が下総国多胡たこ(現千葉県多古町)に創立し、その後信濃国高遠たかとお(現長野県高遠町)に移り、出羽山形を経て、保科正之の会津入封の際僧泉海が従い来て府下花畑はなばたけに建立され、寛文年間(一六六一―七三)この地に移った。保科家の祖正則の菩提寺である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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