哲巌祖濬(読み)てつがん そしゅん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「哲巌祖濬」の解説

哲巌祖濬 てつがん-そしゅん

1324-1405 南北朝-室町時代の僧。
正中(しょうちゅう)元年生まれ。臨済(りんざい)宗。播磨(はりま)(兵庫県)長福寺の竜谷広雲のもとで出家比叡(ひえい)山で密教をまなび,のち広雲の法をつぐ。摂津澄心寺(兵庫県),京都の普門寺,東福寺などの住持をへて,応永4年南禅寺住持となった。応永12年8月17日死去。82歳。播磨出身。俗姓佐伯

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android