呪文・咒文(読み)じゅもん

精選版 日本国語大辞典 「呪文・咒文」の意味・読み・例文・類語

じゅ‐もん【呪文・咒文】

〘名〙
修験道陰陽家などで唱えるまじない文句
内裏式(833)十二月大儺式「陰陽師率斎郎奠祭陰陽師跪読咒文
読本春雨物語(1808)血かたびら「空海参りあひて、念珠おしすり、咒文たからかにぞとなふるに」
② まじない型に属する呪術の一つ。一定の呪術的行為の下で唱えることによって、超自然の力をよびおこし、直接に問題を解決できると信じられた一定の文節や無意味な音節のくりかえし。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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