吾井郷天満宮(読み)あいのごうてんまんぐう

日本歴史地名大系 「吾井郷天満宮」の解説

吾井郷天満宮
あいのごうてんまんぐう

[現在地名]須崎市吾井郷

国鉄土讃本線吾桑あそう駅の北、もず谷の森に鎮座祭神は菅原道真。旧郷社。古来、吾井郷の鎮守社で天満大自在天神と称していた。「南路志」には文治四年(一一八八)建立の棟札があったと記すが不明。天正年間(一五七三―九二)には字みやたにに鎮座していたが、慶長年中(一五九六―一六一五)天神の芝てんじんのしばに遷宮、元禄一五年(一七〇二)現在地に移転したという(吾桑村誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android