精選版 日本国語大辞典 「向脛」の意味・読み・例文・類語 むか‐はぎ【向脛】 〘名〙 足の膝から下、くるぶしから上の部分。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕※拾遺(1005‐07頃か)物名・四二六「かの川のむかはきすぎて深からば渡らでただにかへる許(ばかり)ぞ〈藤原輔相〉」 むこう‐ずね むかふ‥【向脛】 〘名〙 すねの前面。むかはぎ。むかすね。※曾我物語(南北朝頃)五「源太が駒のむかふづねなぎおとさんに、よもこらへじ」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報