名調子(読み)メイチョウシ

デジタル大辞泉 「名調子」の意味・読み・例文・類語

めい‐ちょうし〔‐テウシ〕【名調子】

その人独特の、みごとな語り口。また、調子にのった話し方。「得意の名調子聴衆を酔わせる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「名調子」の意味・読み・例文・類語

めい‐ちょうし ‥テウシ【名調子】

〘名〙 話し方がよどみなく、表現が適確でリズム感があり、聞き手の耳に快いこと。その人独特の、あざやかな語り口。
江戸から東京へ(1925)〈矢田挿雲一二成田屋は〈略〉なかなか泥棒も手に入たもので、五人舞台へ一列に並んで正面を切ると、例の名調子(メイテウシ)を張り上げ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android