デジタル大辞泉
「名宛」の意味・読み・例文・類語
な‐あて【名宛】
1 手紙・小包などの、受け取るべき相手を指定すること。また、その名。あてな。「父の名宛で金を送る」
2 遊女などを指名すること。名ざし。
「わるい志庵が―にて、浮名をあげづめに」〈黄・艶気樺焼〉
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な‐あて【名宛】
〘名〙
① 書簡・書類・小包・贈り物などで、渡すべき相手を指定すること。また、その指定された名。受け取る人の名。あてな。
※浄瑠璃・平仮名盛衰記(1739)四「突出しの
其日よりおまへを客の名当
(アテ)にして、みんなわたしが身揚
(みあがり)」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報