台原・小田原古窯跡群(読み)だいのはら・おだわらこようせきぐん

日本歴史地名大系 「台原・小田原古窯跡群」の解説

台原・小田原古窯跡群
だいのはら・おだわらこようせきぐん

標高五〇―一〇〇メートルの台原丘陵のうち、台原から小田原にかけての地域には多数の窯跡群が立地することが古くから知られており、台原・小田原古窯跡群と総称されている。窯跡群のなかで最古のものは五世紀中頃の大蓮寺だいれんじ窯跡で、おもに祭祀用の須恵器を焼成しており、須恵器生産の初期段階における地方窯の成立を示すものとして注目される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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