又は(読み)マタハ

デジタル大辞泉 「又は」の意味・読み・例文・類語

また‐は【又は】

[接]似通った二つ以上の事柄のうち、どれか一つを選ぶときに用いる語。あるいは。もしくは。「ペン又はボールペン記入のこと」「雪又はみぞれでしょう」
あるいは用法
[用法]または・もしくは――「本人または(もしくは)代理の者に限る」などと相通じて用いられるが、「もしくは」は文章語的であらたまった言い方である。◇「家庭裁判所は、証人を尋問し、又は鑑定通訳若しくは翻訳を命ずることができる」(少年法)、「汚染し、若しくはき損された郵便切手又は料額印面の汚染し、若しくはき損された郵便葉書」(郵便法)のように、法令用語としては、選択される語句段階が二つあるとき、「または」は大きな段階に用いられ、小さい段階には「もしくは」が用いられる。
[類語]もしくはあるいはないしそれともさもないとさもなければはたはたまた

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例