厳島玉取祭(読み)いつくしまたまとりまつり

精選版 日本国語大辞典 「厳島玉取祭」の意味・読み・例文・類語

いつくしま‐たまとりまつり【厳島玉取祭】

〘名〙 厳島神社で八月二〇日(もと旧暦七月一八日)に行なわれる神事。大鳥居前の海中四本柱の櫓(やぐら)を立て、その中央につった台に宝珠をのせておき、潮の満ちてきたころ、裸の男たちが海中に飛び込んで台上の宝珠を奪い合う。珠を取った者に幸運が授けられるという。鷽(うそ)替え神事、玉取(たまとり)祭り同類

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