原市(群馬県)(読み)はらいち

日本大百科全書(ニッポニカ) 「原市(群馬県)」の意味・わかりやすい解説

原市(群馬県)
はらいち

群馬県南西部、安中市(あんなかし)の一地区で、市街地西南西にある街村型集落。旧原市町。江戸時代に中山道(なかせんどう)安中―松井田間の間(あい)の宿(しゅく)であった所。かつては安中宿と原市宿の間の杉並木は中山道(現、県道下仁田安中倉渕線)約1キロメートルの両側に321本あり、国の天然記念物であったが、自動車の排気ガスにより大部分が枯死した。

[村木定雄]

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