南門原村(読み)なもんばらむら

日本歴史地名大系 「南門原村」の解説

南門原村
なもんばらむら

[現在地名]芸北町南門原

奥中原おくなかはら村の北に位置し、才乙さいおと草安くさやす土橋つちばし苅屋形かりやがた四村から各々流れ出る河川が当村で合流し滝山たきやま川となる。集落標高約六〇〇メートルの高地点在。東は才乙村、西は苅屋形村、北は大利原おおとしはら・草安両村に接する。慶長六年(一六〇一)検地帳(芸北町役場蔵)に「名門原村」とみえ、元和五年(一六一九)の安芸国知行帳は「なもん原村」、延宝七年(一六七九)差出帳(芸北町役場蔵)に「南門原村」と記され、以後この表記による。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android