千歳神社(読み)ちとせじんじや

日本歴史地名大系 「千歳神社」の解説

千歳神社
ちとせじんじや

[現在地名]千歳市真町

千歳市街西部、青葉あおば公園に接する千歳河畔に位置する。祭神は豊受姫大神・伊智伎志摩比売命。旧郷社。当地には従来弁天社と稲荷社とがあったが、神仏分離に際し稲荷社が郷社として存置されることとなった。弁天社の創建は古く、一六五八年(万治元年)に「東夷地志古津」に「弁財天小社」として造営され、一六六〇年に「神体ヲ安置」という(福山秘府)。「胆振国地誌提要」は千歳村に厳島神社(祭神伊智伎志摩比売命)をあげ、志古津稲荷神社を合殿とする。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android